鞭が変わると振り方も変わる、てタイトルですが。
ストックやブル、スネーク。革とナイロン。そして自分の鞭と他の人の鞭。何がどう違うのか?
ぱっと見、私は鞭をパカスカ鳴らすので鞭を鳴らせる人、扱える人と思う方もいるかも知れませんが、
自分の鞭から他の人の鞭へ持ち変えると鳴らないばかりか振るのも怪しくなります。
更に自分は人に鞭の振り方をすぐには教えられません。結論を言うと、自分の能力的に ”出来ない” のです。
何故なら自分の鞭と、合わせてフォームも身体の使い方も他人とは違うから。
自分がよくやってしまうあまり良くない習慣のひとつ。
鞭の振り方を説明する時、手っ取り早いので実際それで練習を続けると、殆どの人が無理なく振って鳴らす事が出来る様になります。でもその後に鞭を戻すと感覚があまりに違うので多くの人が困惑するんです。なので最近は人に説明する時は、
自分の鞭(特にナイロン鞭)を相手に渡して教えてしまう
先ずその人の鞭を振らせてもらう。その人がその鞭を振る上で必要な事を、先ず自分が学ぶ。この予習時間が無いと自分は振り方を教えられないのです。
技と言うか振り方にしても、なんとなくの完成形とパーツで分けた練習方法は説明出来るんですけど、それはアダムウィンリッチやサイモンマーティンがyoutube動画で説明してる事と全く同じです。
と言うか、彼等と同じ事しか説明できないんです。だって動画の通りなんですもん。
他に、例えばワークショップ等で使用する鞭を全員で統一するのは、(するとしたら)そうする必要があるからだと思います。
そこで身に付けた技術をそのまま使うなら、ワークショップで使用したのと同じメーカー、同じ鞭を使い続けるのが良いだろうし、他の鞭を使うなら身体の使い方を含めた技術をコンバートしないといけない。それは別の課題であり、別の作業です。
しかし、そのコンバートに必要な労力は人や鞭によってかなり幅が有ります。その幅が大きいと、人によっては鞭の良し悪しや癖と言う考えに結論付いてしまう事もあるのかな、と自分は考えています。
タイトルの”鞭が変わると振り方も変わる”。
そんなん言い訳でしょ〜、と言われると。
あ、はい、修行不足です・・としか言えないんですけど。
Satoru