7.24.2015

パラコードについて.4(適切な編み数)

パラコードで鞭を作る際に注意することは沢山あります。今回はもう少し掘り下げて「編み数」について。結論は
適切な編み数は各自で判断するしかないです
自分でパラコードウィップを編んでいると否が応でも適切な編み数について学ぶことになります。
Rhett Kellyのブログでも説明されていたのですが今見直しても記事を探せない・・・ 見つけたらこの記事は編集しますね。
 

革で鞭を作る場合はストランドをカットする所から始めるので、パラコードの方が楽なはずですが。
パラコードは当然ストランドの幅が固定されているので鞭にテーパーをつける主な方法はストランドドロップのみです。
(調整する為にテープを巻いたりパラコードを付け足す方法もあります)


ストランドの幅が固定されていると言うことは、編み上げの太さもだいたい固定されます。
そして上下のレイヤーの編み数もだいたい固定されてしまいます。





”鞭の長さに合わせテーパーを付ける” 事で、バランスをとるのですが、そのテーパーは ”編み数で調整するしかない” と言うパラコードウィップならではの制限が生じます。

パラコードの編み数でテーパーを調整しないといけない、これは自分でパラコードウィップを編むようになって初めて理解できた頭が痛い課題で、パラコードを550と425、275など複数を使い分けたり試行錯誤中です。私の個人的な好みですが、 全て550パラコードで編む、と言う前提であれば各レイヤーの編み数は
1st belly 4本編み
2nd belly 8本編み
Overlay 12本編み
で編んでいます。フィボナッチ数列を意識した訳ではないです。

satoru

 
2017.6.2追記下のレイヤーを編まずにパラコード十数本を束ねるだけの構造にしてテーパーを付け、オーバーレイだけを編む構造にすればもっと自由に鞭のテーパーやバランスを調整出来ると思いますが、今回の記事とは趣旨が異なる話なのでここでは触れません。