7.25.2015

鞭メンテナンス

鞭(レザー、パラコード)のメンテナンスについてまとめました。
革の鞭のメンテナンスに関してはウィップメーカーの方々がサイトやブログでも確り説明しているので詳細は、以下のリンクから元ソースをご一読いただければ幸いです。

デビッドモーガン
https://www.davidmorgan.com/shop-content/whipcare/

ミッドウエストウィップ
https://whips.wordpress.com/2009/07/23/leather-dressingconditioner-how-much-how-often/

ノーザンウィップ
http://northernwhipco.com/Whip_Care.htm 


7.24.2015

パラコードについて.4(適切な編み数)

パラコードで鞭を作る際に注意することは沢山あります。今回はもう少し掘り下げて「編み数」について。結論は
適切な編み数は各自で判断するしかないです

ウィップホルスター

インディアナ・ジョーンズっぽいウィップホルスターを作ってみました。

とは言っても映画仕様(SA=Screen Accurate)ではなく、もともとのアイデアはプロの既製品で、これはその応用です。
SAはベルト1本でリベットの形状と数も違う上に、劇中の鞭は釣り糸で縛った状態でホルスターに下げられているそうです。

練習時の服装・装備



鞭を練習する際に私が気を付けている事の中から、服装と装備について書きました。
思い付く注意点は以下3点かなと思いますが、不備や不明な部分など、ご指摘等いただけますと幸いです。


7.23.2015

鞭の練習場所について(追記・編集あり)



鞭の練習場所について書きました。私は所謂、 ”趣味で鞭を振ってる人” です。同じ様に趣味で鞭を楽しむ方の参考になれば幸いです。

コア(芯材) core

コア(芯材)についてです。

世界中のパラコードウィップメーカーは色んな素材を芯材に使用しています。ボールチェーン、ステンレスケーブル、皮、電源コード、中には放水用のチューブ、新聞紙、など様々です。

鞭の購入に関して


2019.11.19. 全体的にリライトしました。


・鞭の購入に関する事

について書いてみました。もちろん自分の事なので好みに偏ってる部分や、間違いもあるかと思います。参考のひとつとして、或いはご指摘等もいただけますと幸いです。

結論から書くと、私は以下3つの事をお勧めします。
・自分が納得できる鞭を買う
・まず自分で確りリサーチする
・周囲にアドバイスを求める

7.22.2015

ボルスターとテープ Bolster and Tape


鞭を作る上で欠かせないボルスター。ボルスターに関してMidWestWhipsのブログで詳しく説明されています。

テスト クラッキング test cracking


ようやくテスト。少し軽いかな?と思ってたとおり、特にヘッドが軽い。
自分が今まで重めの鞭ばかり好んで使っていたのもあるのですがやっぱり軽く感じてしまう。

次は少しだけコアと1st ベリーを延長してヘッドを重くしようと思います。

Satoru

キーパーとベリー keeper, belly

パラコードウィップ(ストックウィップ)を製作する際に最初はネット上の情報をいろいろ見ていたのですが、どうも納得できず結局いろんなウィップメーカーに尋ねたり自分が持っているMidWestWhipsのPHをよーく見て勉強する事にしました。


ウィップメーカーから確りした鞭を作るならストックウィップをトラディショナルな方法で作るのが良い、と言われていたので持っていた書籍を読みなおし、ネット上の情報もパラコードウィップではなくレザーの鞭の作りに関するものを参考にしました。


7.20.2015

ストックウィップ ハンドル .2

雑ではありますがトラディショナルな方法、かつ編むタイプでストックウィップのハンドルとキーパーを製作しています。


本物のウィップメーカーが見たらげえー雑っ、と思うに違いない・・
基本は編んで連結したキーパーでハンドルを包んで編みこみます。
本来は編んだ後の余りのストランドでタークスヘッドやパイナップルなど綺麗に仕上げるんですけど自分は強引にバインディングで固定しました。綺麗に仕上げる技術が自分にはまだ無い・・

参考にしているサイト .2

日本国内では最大の品揃えと情報量ではないでしょうか。

パラコード専門店の菊五郎商店さんのサイト
http://paracode.web.fc2.com/
ブログも運営されていて情報量が大変に豊富です。
paracord lovers

とても参考になるのでお勧めします。


satoru

7.19.2015

クラッカー


ターゲティングでもクラッキングでも、こまめにクラッカーの状態を確認する方が良いと思います。

パラコードについて.3(下拵え)


パラコードで鞭を編む際は、先ず編む前にスチームアイロンを掛けてパラコード(のシェル)を平らに伸ばしています。

ストックウィップ ハンドル

ストックウィップのハンドル素材はトラディショナルな物だとToheti Caneと言うオーストラリアに生えてるケーンの一種です。  
軽く粘りがあって耐久性が高いので自分も是非使いたいのですが、なかなか輸入できません。直接オーストラリアのウィップメーカーにお願いしてみようと思っています。


自分のはパラコードウィップだし、あまりトラッドにこだわらなくても良いかなと思い、PVC(塩ビ管)、ファイバーグラス、PEEK、ホームセンターで購入できる一般的な木材も試してみました。
良い結果は得られたのですが、どうせ作るなら自分が今まで見た事ない素材で作ろうと思いまして。
(…ひねくれてますね)


参考にしているサイト

自分がパラコードウィップを作るにあたって参考にしているのは、ほぼ海外のウィップメーカーの情報です。
日本国内の鞭職人の存在は存じておりますが自分はビビリーかつ、普段から粗相が多いのでちょっと迂闊に近付けません。

海外のウィップメーカーのブログや情報サイトを書いてみました。


7.18.2015

パラコードについて.2(必要な長さ)

鞭1本作るのに必要なパラコードの長さ
”鞭のタイプと長さ、レイヤーの数、それぞれの編み数” で必要なパラコードの長さが大きく変わるので先ず、自分のレシピを作る必要があります。
※ベリーを編まずに、パラコード十数本を束ねる作り方の場合、トータルで必要なパラコード量は大幅に減ります

鞭の速度

鞭がクラッキングする時の鞭先端の速度は音速に近い、もしくは超える事もあると言われています。(約1200km/h) 

7.17.2015

R.I.P. David Morgan

2015年7月8日、デビッドモーガン氏がお亡くなりになりました。
David Morgan公式サイト

http://www.davidmorgan.com/david_w_morgan.html

インディアナ・ジョーンズが劇中、使用していた鞭は主にデビッドモーガンの鞭で現在のブルウィップの主流である5レイヤーの構造はデビッドモーガン氏が創り上げたものです。
鞭製作で技術的な事は勿論、鞭の選び方等もアマチュアに対しても細かく親切にアドバイスをくれる人でした。

facebookやIndyGear内のClub Obi Wanでも世界中のウィップメーカーやインディファンから追悼の言葉が寄せられています。


心から、ご冥福をお祈り致します。

Rest In Peace David Morgan,
With deepest sympathy.

Satoru

7.16.2015

パラコードについて.1


タイトルのパラコードについて。

世界中のナイロン(ポリエステル)ウィップメーカーが使用しているパラコードは主にアメリカ製の、MILスペックを満たした民生品のようです。
パラコードのメーカーは各種あるのですがMILスペックを満たしている以上、メーカー別の差は特に無い…はずなんですが。

強度は同じと思われるのですがシェルの硬さに若干と言うか、結構差があるのではと…
自分は最初ROTHCOのパラコードを使っていたのですがシェルが結構柔らかいです。
今はシェルが結構硬い、ATWOODのパラコードと併用して使い分けています。

自分が使っているサイズは主に550と425(3/32)の2種類。
海外では本当に沢山のパラコードが販売されていますが勿論、日本国内でも購入出来ます。



自分のナイロンウィップは(今はまだ)素人の趣味レベルです。
鞭製作において核心の部分は当然ネットには出回らないので直接、海外のウィップメーカーに訊いたり本を買ったり、或いは実際に鞭を買ったりして手法を学びつつ、オリジナルの手法も試行錯誤しながら製作しています。
遠くない将来に自分で作った鞭でパカスカ鳴らせたら楽しいだろうなーと。



D.I.Y.なら色、長さ、重量と我侭し放題だし!
と、最初は思っていたんですが実際に編んでいると色はともかく必要な長さと重量のバランスが段々見えて来て極端な事を望まなければ、自分の理想形はプロの作品を追いかける事になって行くと言う…
ま、敢えて崩すより、それで良いんだろうと考えています。



satoru

はじめまして。

はじめまして、satoruと申します。
趣味でパラコードウィップ作り始めました。

これから過去と今後の製作過程や国内外のウィップ関連の事を書いていきます。今までtwitterに書いていたんですがブログに残す方が自分の備忘録としても良いのかもと。宜しければご覧になっていってください。
まずまずの出来になった5フート・ハーフプレイト・ストックウィップ。


フォールヒッチは最初はトラディショナルな6プレイト、次に4プレイトと試してしっくりこないので(太すぎて…)MidWestWhipsWhips & What knotsが採用しているツイスト式に変更。
フォールはdakitty whip やAdam Winrichが紹介していた方法。
 

・・・と、最終的には彼らの優れたデザインとアイデアを部分的に頂いた感じです。
自分のアイデアもこれからどこかで役に立てば良いなと、今回ひとつネタを。


100均で購入した磁石付きクリップを針刺しにすると結構便利。
ま、自分のアイデアはこんなもんです…

まずテストクラックしたいのですがこの天気。

satoru