7.03.2017

自分のツイートを整理整頓 .2 【追記あり】


私のツイートに関して整理整頓してみました。


これだけ読むと諸々と誤解を招きそうなので具体的にどう言う事かと言うと、  

・スポーツウィップ練習会の中で
・スポーツウィップ用の鞭を使って
・スポーツウィップを楽しみたい

目的がここまで明確な人なら、然るべき担当の方から習う方が良いと思います。
私が練習会の中では教えられない理由はおおまかに3つ

・根本的に私のやってる事がスポーツウィップとは少し違う
・異なる事を複数同時に、かつ切り分けて覚えるのは大変
・そもそも鞭を始めた背景が全て違う 

根本的に私のやってる事がスポーツウィップとは少し違う
そこまでカテゴライズするのは、
寧ろ私が傲っているのでは?
私が物事を排他的に捉えているのでは?
とも考えたのですが、やっぱり根本的に違うっぽいです。
鞭が違う
私が持っている鞭は海外製ばかりで日本製の鞭と比較すると
重め・硬めです。当然鞭を扱う為に必要な身体の使い方や姿勢、フォームも変わるし、根本的に必要な筋力も違います。 
振り方も違う
んじゃナイロン鞭を振っている時は?
これもちょっと違います。スポーツウィップ・インストラクターの中にもナイロン鞭を使用されてる方はおられますが
”私が” 彼等とはちょっと違う。
何故かと言うと、そもそも私はスポーツウィップ協会指導の振り方では鞭を振っていないからです。
公認のインストラクターとは、協会公認の振り方を教えられる人を指すと思います。

異なる事を複数同時に、かつ切り分けて覚えるのは大変
私の鞭の振り方はスポーツウィップとは根本的に少し違うので、
特に初心者の方がインストラクターと私から交互に習ったりすると場合によっては矛盾が増えたり選択肢が増え過ぎたり、返って難しくなったり混乱する恐れもあります。これはどう言う状態かと言うと
人によって異なる考え方・教え方を自分の判断で各々選んで組み合わせる必要が出て来る
例えて言うと車の教習所で、教官によってそれぞれが全然違う事を教え始めたら、習う側は混乱するし上達も遅れる。 異なる事をそれぞれ切り分けて選択肢として覚え、自分の選択で組み合わせる。
これを初心者の方が行うのはすごく大変だと思います。

練習会の中で何度か「鞭を教えて欲しい」「おかしい所に気付いたら指摘してあげて欲しい」 とお願いされた事もあるのですが、そう言う時も毎回お断りしています。
私の断り方や言葉選びが未熟で「意地悪だな」と捉えられてしまう事も有ります。これは私の至らない部分かと思います。
そもそも鞭を始めた背景が全て違う
そもそも私は日本のスポーツウィップ・インストラクターから鞭を習っていないんです。私が鞭を始めたのは15年以上前。勿論いろんな人の知識や技術を新たに参考にする事はありますが自分の根本的な部分はもう固まっている状態です。
(人によってはその状態を ”癖が有る” と形容する事もあるかと思います。)

まとめると
・スポーツウィップインストラクター達は皆、日本国内で1〜2人の先生的な人からのみ、鞭を習っている
・その先生的な人達は、元は共通する1人の師匠から鞭を習っている
・共通の背景(知識や技術)をベースに、それを基本として継承的に教えている 

一方で方法も鞭も師匠的な人も、全てが異なる背景でやってる私が
・スポーツウィップ練習会の中で
・海外の鞭で / 自作のナイロン鞭で  
・スポーツウィップ協会の指導と違う方法を教える 

これはトラブルの元になるので私はやりません。
何より私のやり方が間違っていたり、個人的な好みで偏っている部分も有るかと思います。
そして私に限らず練習会の中で ”ちょっと上手い人” が彼是と口を出して初心者に教え始める。こう言うのが常習化してしまうと、更にまずいです。
例え当人が良かれと思っていても、或いは周囲からお願いされたとしても、その枠の中で教える立場の人がいるのに横からあれこれ口を出すのはあまりに野暮。ただし私は

わたしが基本だから、いざとなったら直ぐにわたしと同じ状態で出来なければ駄目、他は間違い

とは考えていません。そう主張する人がいたら、それは

私が正しい事、をあなたも一緒に証明して欲しい

と言う、その人の個人的なお願いぐらいに捉えておく方が良いんじゃないかなと考えています。 
個人的には、よっぽどおかしな振り方(力任せに振り回す、地面に叩きつける)でもなければ、色んな人から習って色んな方法を組み合わせて行く方が個人の発展性も拡張性も上がると考えています。一括りに基本と説くのは難しい。
安全管理は厳し目の方が良いと思うけど、”自己判断・自己責任による自由なムード” が良いですね。


2017.9.4. 追記・編集

私が知っているトラブルで多いのが
・スポーツウィップ公認以外の振り方を教える
・日本製のスポーツウィップ用以外の鞭を人に勧める
・日本のプロが認めていない鞭を人に勧める
・スポーツウィップ公認以外の人が鞭を作って販売する
・スポーツウィップ管理外で鞭の練習会を無許可で始める
こう言った事に対して「ワァーッ」と怒り出してしまう人もいます。そして揉める。
私は、多少は揉めるぐらいは相互理解の為にも良い事じゃんと思うのですが、中には幼稚な方法で我を通そうとする人もいます。
自分の思い通りにならないと癇癪を起こして幼稚な方法で相手に邪魔をする、諦めさせる、譲らせる、とか。これがまずいんです。

ただし、背景として今まで
・あまりに雑な鞭を自作して販売する人がいた
・装飾用の鞭を本格的な鞭と謳って転売する人がいた
・全く責任感の無い教え方をする人がいた
こう言った原因で色んなトラブルや誤解が起きて日本国内ではスポーツとしての鞭、と言う理解がなかなか進まなかった事実が有ります。
業界を率先する立場の人は真面目に考えれば考えるほど口うるさくなる部分も有ると思います。最初から器の大きい出来た人を周囲が求めるのは厳しい注文だと思いますよ。


ただし、業界を率先する立場の人が自分の意思でその役をやりたがっていて、他の人がその役をやる事は許せない、受け入れられないなら、先ず当人が自己主張の方法を学んだり、人間的に成長する事が必須だと思います。

Satoru