1.30.2020

新しい方法を学ぶ

新しい方法でストックウィップを製作しました。
今回は新しい方法を学ぶこと、が一番の目的です。


オーバーレイ10本編み、ボルスター無し
構造は
・10本編みキーパー
・8本編みベリー
・10本編みオーバーレイ 
今まではオーバーレイ12本編みだったのを10本に減らしました。他にも普段は貼っているダクトテープ・ボルスターも無し。
今までよりも確実に軽量化されてシャープな鞭になりました。
オーバーレイ直径は15mmです。テーパーの付け方も変更したので、よりスッキリした印象です。

オーバーレイとベリー、編み数の関係を変更
今まではベリーとオーバーレイの編み数は規則的にパターンを合わせていましたが、今回は感覚重視で編んでいます。
例えば、今までは
・オーバーレイ12編み/ベリー8編み
・オーバーレイ10編み/ベリー6編み
・オーバーレイ8編み/ベリー4編み
でしたが、今回はこだわらずに
・オーバーレイ10編みキープ/ベリー8および7編み
・オーバーレイ9編みは繋ぎ目的で5cm程度編む
・オーバーレイ8編みキープ/ベリー6、5、4編み
・オーバーレイ7、6、5、4編み/ベリーなし、ドロップしたストランド2〜1本を芯にして太さ調整
オーバーレイをドロップするタイミングは、ベリーの編み数ではなく、あくまでベリーの太さに合わせました。この方がスムーズで自由にテーパーをつけられました。

ベリーを編まずにパラコード10本を束ねるだけの方が、更にスムーズで自由なテーパーを付けられると思いますが、それは鞭を編んだ後にパラフィン処理が必要になるので、それが苦手な私はベリーもそこそこ編んでいます。
ベリーの長さ、オーバーレイに対する比率を変更
今まではベリーの長さは概ねオーバーレイ全長の2/3ぐらいまで編んでいましたが、今回のベリーはオーバーレイ全長の1/3程度しか編んでいません。
5.5フィート(165cm)のオーバーレイに対して50cmほどです。


今回はニックス・ウィップショップのYoutube動画を参考にしました。
プロが技法やアイディアを動画でシェアしてくれるのは本当にありがたいですね。

※オーバーレイのセッティング(自分はO3U2, U3O2のシーケンスでスタートさせてます)やストランド・ドロップ、ドロップ後のシーケンスは私の普段の方法で編んでいます。

Thank you very much NicksWhipShop for sharing your idea and technique!

■NicksWhipShop
https://youtu.be/ifJqW4J0llk

Satoru