世界中のパラコードウィップメーカーは色んな素材を芯材に使用しています。ボールチェーン、ステンレスケーブル、皮、電源コード、中には放水用のチューブ、新聞紙、など様々です。
芯材に金属やケーブルを使用する事で得られる効果として、
・重量の追加で鳴らしやすくするが挙げられると思われます。
・硬いしなりを得る
・重量の追加で鳴らしやすくする
これはコンペティション用の鞭では無く、確実に1発を鳴らし易くする為にスネークウィップや一部のブルウィップにも使われている方法のようです。
パラコードでも皮でもショットロードshot-loaded、ショットバックshot-bagなど記載されています。
・硬いしなりを得る
ボールチェーンやステンレスケーブルをコアに使用することで硬いしなりを得られます。皮の鞭では殆ど使われない方法ですが、一部のメーカーは採用しています。
鞭の構造に関して世界的な基準が有りそうで無いので、何をするとルール違反なのか自分には正直な所、理解出来ていない事が多いです。
オーストラリアのウィップコンペティション・ルールには様々なレギュレーションが明記されていて鞭の作りに関しても ”鞭は革で作られている事” と説明されています。パラコードも勿論レギュレーションから外れています。
Australian Whipcrackers and plaiters association
http://www.australianwhipcracking.org/Full_Competition_Rules.htm
Satoru